

施設外就労トレーニング
発達障害の〇〇君は養豚場に就労体験に行っています。
朝が早く体力的にもきつい仕事ですが、楽しんでやっています。
慣れてくればすぐに就労することも出来るのですが、職場の発達障害への理解や
本人に蓄積されるストレスによってトラブルになることもあります。
よくある利用者さんからの相談
●上司が二人いて二人とも支持が違うのでどちらに従えばいいかわからなくストレスになってしまう。
●その辺に置いておけばいいよと言われたが的確に指示をもらわなと不安になってしまう。
●一つ一つの作業の手順と、それをこなすための基本となる時間設定が欲しい。
など
そんな時に間を取り持ってコミュニケーションを円滑に行うのも私たちの仕事です。
時間は掛かりますが企業の知識の蓄積と当人の会社への慣れによって
徐々に互いがウィンウィンに関係を構築することが可能です。
経験上に大丈夫だと思ってすぐに就職しても、やはり長く続かないケースが多く見られます。
そして短いスパンの就労を繰り返す方もよく出会います。
時間が掛かっても労力がかかっても長く勤められる状況を作りたい。
本人が自立して自分の叶えたい幸せを長期にわたり獲得出来るようにする事が大切だと思います。
だけど利用者さん(我々は仲間と呼ぶ)が焦りたくなる気持ちもよくわかります。
長期的な視野と本人の今の視点と狭間で悩むこともありますが
何度も何度も話し合いを重ねて一番良い道筋を見つけられるようこれからも頑張りたいと思います。